2/13。土曜日。
生あたたかい雨が降る中、谷町九丁目ワンドロップでのライブ。
鴨しんごくんと、シラハタショウコさんとごいっしょでした。
鴨くんのフォーキーで訥々と歌う感じがとても沁みたし、シラハタさんは初めてでしたが、弾きはじめの何音かで好きになってしまった。お二方ともいい音楽をしてたなぁ。
とても良い日だった。今までがそうじゃなかったわけじゃないけど、この日は演奏して、とても満たされた感じがした。

思えば、もう随分長い間、ライブバーやライブハウスで演奏してきた。
こないだ、SNSで誰かがシェアしてたブログに、“ライブバーやライブハウスはお客がミュージシャン(出演している人ばかり)で、外からお金が入ってこないから、内輪向け興行で、そんなことだから音楽を趣味から仕事に変えれない、アイドルやヴィジュアル系はファンがお金を落としてくれるから、健全なキャッシュの流れができあがってる”・・という感じの記事を読んだ。
まぁ、当事者としては、ごもっともなところもありますが、極端な意見だなぁとも思うわけで、ちょっとだけ反論。まぁ記事書いた人とは相容れないだろうけれど。

昨今、音楽だけで生計をたてるということが、ひと握りの人たちしかできていないと思う。そして、それができている人が良いもの(音楽なり、ステージ)を作っているとは思えない。中には、客やリスナーを小馬鹿にして金をせしめているような連中もいるような気がするし。ソースはないよ。イメージやよ。
決してアイドルやヴィジュアルの人たちを否定しているわけじゃないです。いいものは良いし、良くないものはよくない。それはどこも同じだと思うし。アイドルやヴィジュアルの世界の中にも悲喜交々、一長一短あるだろうし。
それに、なんというか、音楽というのはそういう側面以外にも様々な意味があるということは、やり続けている人間やそういう場所にいる人たちは特にわかっているような気もする。

まがりなりにも長くこういうことを続けてきて、対バンした人らの中には数多くの才能のある人達もいて、大型フェスに出たり、それなりに名の知れたミュージシャンもいる。でもそういう人らでも、音楽だけの収入では食えんかったりするわけで。
まぁ、結局のところ、価値観。これに尽きるんやけど。とはいえ、僕らがやってることは、無価値ではないよ。と、それは言いたいかな。あるライブバーの店主さんがこの記事にコメントしてた言葉を借りると“誰かの何かにはなってる気がする”ってこと。
そこに、良い夜が生まれたら、それはそれでええんじゃない?ビジネスにならんでもさ。店が潰れたら元も子もないかもしれんけど。そこで、自分の人生みたいなもんとか、考えてることとか、好きな音とか、試行錯誤しながら鳴らして、歌ってるやつがおるだけでおもろいやん。そこに来るやつら、おるやつらは、そういうんが好きなんよ。たぶん。内輪盛り上がりというものではなく、大げさにいうならば、そこには命の輝きみたいなものがあるんではないか。中にはほんまに度肝を抜かれるすごい人もおるし。

才ある人達の中には宣伝やプロモーションが苦手な人も多いように思う。難しいなぁ。実力があれば、有名になったり、売れたりする。というわけじゃないし。“音楽で成功する”というのは、時代との合致とか、タイミングとか、もっと色んな要素が絡んでくる。不遇の天才もたくさんいるんだと思う。長くこの界隈にいると、それはほんまに感じる。もったいない才能たちよ。
大手レコード会社は会社を維持するために迷走しているように思う。ソースはないよ。イメージやよ。なんというか、目先の儲けより、本当に才能ある音楽家を探してプロモーションしてくれる会社が1つでも出てきてくれたらなぁ、なんて考える。これは他力本願な意味ではなくて。才ある宣伝下手が少しでも日の目をみれるよう。わたしが無知なだけでそういう会社もあるかもしれないけれど。
誰かの音楽がそれを必要とするピッタリな誰かに届きやすい世の中になればいいなと思う。

先輩ミュージシャンの中には、音楽だけで食ってる人もいたりする。その人はツアーミュージシャンで稼いでいる。それもひとつの答えかもしれない。
この国の音楽文化は、メディアに乗らないとなかなか評価してくれない。ラジオやテレビはなんだかんだいって強いしなぁ。
とはいえ、ネットを含め、色々な媒体を使ったり、独自のやり方も生まれ出してると思う。
どれがどうなるか、この先わからないけれど。

色々書いて、何が言いたいかわからなくなってきましたが。笑
とりあえず、自分もまだ音楽は続けていくと思う。やりたいことも今のところまだあるし。
年々どうやっていけばいいか悩むし、自分のショボさとか音楽を全然知らんことに気付くし、過去の自分を恥じたりとか、しょうもない他人と比較とかしてしもうたりとか、そんなことで日々苦しかったり、アホみたいやけど。
もう自分のペースでやるしかないから。やっていくなら。

もう、わけわからなくなる時もあるねんけど、たまにちょっと謎が解けたりする瞬間があったりする。でもまだまだ何も解かれてないってことも知る。
そして、自分が作る音楽をわかってくれる人と出会えたとき、それはほんまに嬉しいのです。まだ見ぬそういう人たちと出会う為にやってるんかなぁとも思う。クッソ小さいことやけど。

話は戻って、ワンドロップで対バンした、鴨しんごくんは、そのワンドロップで深夜にバー営業をほぼ毎日してて、こないだ飛び入りライブの後、始発まで(ちょっと寝てしまったけど)、久保田和之さんと3人でいろいろ曲をかけながら、音楽の話をした。
久保田さんは、音楽をやってて出会った人の中では、だいぶ影響を受けた人だし、彼の作る音楽がすっごい好きです。まぁ、このブログも読んでないやろし、本人には言わんけど。笑
音楽もしかり、物事に対する考え方とか、物言いがとても筋が通ってて気持ちがいい。たぶんめっちゃ色々本読んではるし、芯みたいなもんがある人。
自分はペラッペラやから、すごく憧れる。

さて、この日聞いた中で、印象に残っているのは「Falling slowly」という“ダブリンの街角で”という映画で使用された曲。
とても良い曲。

久保田さんは、この曲の話をしてくれて、それがとても心に残った。最後は酔っ払ってめっちゃめんどくさかったけど。笑
あとは、このカバー。最近家で自分でも弾いてます。このコードのループが心地よい。


おっと。タイトルの件について書き忘れるとこやった。
10年くらい前に共演して以来ずっとファンで、わたしのCD発売記念ライブや、結婚パーティーで演奏してもらったりした、彼女たち。
久々となるサードアルバムが今年の3月3日に発売になります。
ファーストもセカンドもほんとに名盤。わたしの愛聴盤。
ここを読んでる皆様のお耳に触れれば幸いです。

これは、1stの曲。もう13年も前なのか。素晴らしいなぁ。


サードアルバムの情報は、公式HPからどうぞ。・・て、まわしもんみたいやな。笑
ビバシェリーHP←クリックでみれます。
楽しみだなー。

自分のことも書いときます。笑
Ustream生放送も久々にありますよー。

【Ustream番組】
2016年2月20日(土) 23:00~ 生放送!
「西村勇気とヒトリバンケットのくされ宴TV」
番組は以下のアドレスからご覧になれます。
http://ustre.am/Zm9h

【LIVE情報】
2016/3/27(日)和歌山 レンジャーズBAR
『つれもてないと藪下将人のハッピーマンデー スペシャルライブ Vol.8』
開場 ‪14:00‬ 開演 ‪14:30‬
前売 2500円 当日 3000円 (ワンドリンク付)
出演:SEIZY、shino+、オオザカレンヂkeisuke、ヒトリバンケット、田頭宜和、藪下将人
ご予約 お問い合わせ:‪090-1140-9506‬ (レンジャーズBAR松本)

ではまた。
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2016.02.15 / Top↑