昔、松村邦洋さんがテレビに出ていたとき、「人によって態度を変えてしまうんです。それが悩みなんです」と言っていて、それに対して誰が答えたかは覚えてないですが「そんなん当たり前やん。先輩に対してと後輩に対してやったら接し方違うやん」みたいな受け答えをしていて、松村さんが釈然とせずに黙ってしまう。という流れ(かなりうろ覚えだが)があったのを覚えている。

ここでいう松村さんの“態度を変えてしまう”っていうのは、単純な意味ではないのだと思う。つまり、敬語を使ったりとか、謙虚にいく、とかそういうことではなく、人によって自分の態度の“軸”がブレてしまうことを嘆いているんだと、その時に僕はそう思った。

自分より力や知識のある(あるいは信頼していたりする)人に対しては、自分の今まで持っていた態度や意見を曲げてしまいがちになったり、またその逆の場合、必要以上にエラそうに振舞ってしまったり、そういう自分が嫌、ということなんだろうと。
ものすごくわかる。

とにかくフラットに人と話したり、関わったりしたいと思っている。

ぼくもブレることがある。けっこうそれを自分で思う。すごくそれが嫌だし、怖い。だから、理論武装しようとしたりしてしまう。
ただ、ネット上とか実際の会話でも、すごく知識があるのに、それが災いして人を小馬鹿にする態度の人を見るとかなり残念な気持ちになる。そうはなりたくないのだけど。
でも、直感でわかる人はそんなことしなくったって、大事なことはわかっているんだなぁ。いくら本読んだり、勉強しても、敵わん気がする。
自分に“芯”や“軸”をもつにはどうしたらいいのやろうか。繰り返し繰り返し信じるものを追求していくしかないのか。
それとも、こういう性格になってしまったものは変えられないのか、遺伝子の問題なのか。いや、違うか。とにかく色々なことがあって、いまのぼくがいる事は確かだ。
ぼくのまわりには“軸”や“芯”を持っている人が多い。当社比。達観した人を見ると、強烈な劣等感に襲われる。アホみたいやけど。やってまう。堕ちてく。人は堕ちていくものなんですけどね。そして、それを止めることもできないし、防ぐことで人を救うことはできないから、正しく堕ちなきゃ、とか。

それはそうと、たぶん自分が知らんだけで、こういうことの答えを示してくれている学者とか賢者がいるんだろうなぁとか推察する。自分を肯定したくて、色々と本とか読んで探しているのだろう。自分を救ってくれるかもしれない言葉を。

最近読んだ、みうらじゅんさんの本で、
「他人と比べないこと」「他人に期待しすぎないこと」が楽しく生きていくためには大事だというようなことを書いていた。
素直にそれができればなぁと思うけど、なかなかうまくはいかないな。
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2017.04.09 / Top↑
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