世界史と日本史の権威と呼ばれている2人の対談本みたいなものを少し前に読んだ。内容はとてもおもしろく、日露戦争などに対する認識が少し変わったりとか、得るものがありました。
で、この2人はやたらと難しい四字熟語を使うのです。小説などを読んでいると、時と場合によりますが、割と読めない漢字や意味の知らない言葉が出てきてもスルーして読む派なのです(読んでいくうちに意味を捉えることができるケースが多いため)が、この本の場合、言葉を知りたい欲求が勝った為、調べながら読みました。

自分が知らないだけでポピュラーなものかもしれませんが、いくつか印象に残っているものを書き出しますと・・

玉石混淆(ぎょくせきこんこう)
価値のあるものとないものが混じりあっている様

換骨奪胎(かんこつだったい)
先人の作ったものから着想を得て新たな創作をすること。悪くいえばパクリ、良くいうならオマージュ。

乾坤一擲(けんこんいってき)
一か八かの勝負

かっこいいですね。“玉石混淆”がこの中では一番好きです。覚えたら使いたくなる。
不思議なもので言葉を一度覚えてしまうと、今まで気付かなかったところで発見したりします。よくあることかもしれませんが。
「じゃじゃ馬グルーミンUP」という漫画が好きなんですが、こないだふと読み返すとサラっと“玉石混淆”が使われていたり。
漫画家や作家の人たちは言葉のことをすごく考えて書いているのだろうなと思う。好きな表現や言葉を後世に残したいという思いかもしれない。
「ハイキュー!」も高校時代バレー部だったこともあり、好きで単行本を集めているのですが、この作者も意図的に中高生が使わなさそうな言葉を入れている気がします。“邂逅”とか、“質実剛健”とか。

それにしても、この“玉石混淆”は言い得て妙だなと思います。自身が身を置いている音楽の現場のことを考えました。若いころは玉石混淆です。続けているとそれを感じます。自分は石ですが、石は石なりに転がりながらやっている。河原で見かけたら「あぁ綺麗だね、あの石」とか言ってもらえたら嬉しいかもしれない。
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2017.04.14 / Top↑
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