話題の一冊(といっても少し前ですが)を読みました。
スルスルっと、たぶん2〜3時間くらいで読めてしまった。おもしろくて読みやすい作品でした。

主人公は36歳の未婚女性。大学時代から18年間コンビニでアルバイトをしている。就職は一度もしておらず、恋愛経験もない。
幼少の頃から“変わった子”として扱われていた彼女は“普通”って何だろうと俯瞰しながら生きている。
彼女の日常はコンビニとともにある。コンビニとの関わりで彼女の“普通”は保たれていた。
しかし、ひょんなことから次第にそれが乱されていくこととなる。

36歳という年齢は、折しも自分と同年代くらいの設定だ。就職氷河期真っ只中に身を置き、“失われた世代”なんて呼ばれたりもする。
資本主義は末期症状。今は時代の転換期のような気もする。その中で翻弄されて生きづらさを感じる人たち。同年代の人なら何かしら響く内容かなぁ。いや、現代を生きている人なら感ずるものがあるかと思います。

“普通”を“普通たらしめているもの”は何なのか。
大型商業施設やコンビニはある意味狂ってる気がする。
身近な問題を考えるきっかけになるかもしれません。
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2017.04.15 / Top↑
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