「岡崎に捧ぐ」という漫画を最近読みました。
わたしがオススメするまでもなく、調べると2016年の本屋大賞ランキングにランクインするなど、話題の作品だったようです。まだ連載は続いてるみたい。
元々はwebで公開していたものが1000万件を超える閲覧があり、そこから連載につながった作品のようです。

作者の山本さほさんは31歳(2017年現在)。
少し下ですが、同世代。
30〜50代くらいなら、この漫画を読むと響くものがあると思う。もちろん今の子ども世代や若者が読んでも面白いとは思いますが、同年代の方なら違った感覚をおぼえるように感じました。わたしは笑いながら泣きました。

お話は、山本さんとその親友岡崎さんの出会いから始まる。時代は今から20数年前くらい1990年代。作者が小学生の頃のお話。ちびまる子ちゃんと違って、登場人物は年をとっていく。
実話を元に彼女たちの日々の遊びや学校やそれぞれの家での話を中心に物語はすすむ。

ゲーム好きの作者による、ファミコンあるあるとか、当時の小学生あるあるなどが楽しい。ゲーム好きならなお楽しめる。笑いのセンスがとても秀逸だと思う。

しかし、ノスタルジーに浸るだけではなくて、物語の中で現在の“山本さん”が俯瞰して彼女たちを眺めている。

子どもの頃には気付けなかったけど、いま思い出すと理解できることや、本当の意味がわかったりすること。

逆に、大人になるにつれ、色々な経験をすることによって、排除してしまう感覚や、型に嵌め込んでいってしまう考えとか。

何が正しいとかは全然わからないけれど、もう少し自由で寛容に生きてもいいんじゃないかと、気持ちがフッと楽になる作品です。

まだ連載が続いているので、これからの彼女たちのいく先を楽しみに待とうと思います。
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2017.07.13 / Top↑
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