先日、友人と会う約束をしていて、諸事情により予定が合わなくなったことがあった。
その際に、友人から「いつにリスケする?」とメールがきた。

リスケ・・??

文脈から、“もう一度スケジュールを合わす”というのはわかったけれど、一応ググりましたところ、“リ・スケジュール”のことなのね。
ビジネス用語のようです。
友人はサラリーマン生活がかなり長いので、自然と出た言葉なんだろうな。わたしが無知なだけでポピュラーな使い方なんだろうか。わからんけど。

ビジネス用語は、なんかの機会で一度いろいろと調べたことがあったな。ほとんど忘れましたが。
使う必要あんのか?って思うのもたくさんあるけど、“コンプライアンス”なんかはもう市民権得てる感じもしますよね。

ビジネス用語もそうですが、新書の類を読んでるとよくカタカナ語が出てきて、一時期自分で辞書みたいにメモ帳を作っていた。
なんとなく雰囲気で覚えてても、いざ説明してと言われると難しかったりします。そんなこともないやつもありますけど。
プロパガンダ、アジテーション、リバタリアン、シビリアン・コントロール、コンセンサス、コミットメント、イノベーション、カリカチュア・・などなど。

日本語英語って、不思議です。

そんなことを考えていると、最近買った文芸誌の文章を思い出しました。
(正確にはこの文章は別媒体で以前読んだことがあったのですが、文芸誌にて再読)
こういうカタカナ語は時代とともに変化していく、というようなことが書かれていた。たとえば、「カンファレンス(会議)」は少し昔「コンファレンス」と言われていた。
「カンファレンス」のが“ネイティヴ”っぽくてカッコよさげだから変化したのかもしれないけど、もっと言うなら「カンファランス」のがより“ネイティヴ”に近いらしい。今後「カンファランス」に変化していくのだろうか。前述の「コンプライアンス」も「カンプラインス」とかになるのか、それかさらに略されて「カンプラ」となるか。
しかし、そもそも“ネイティヴ”という言い方があまりよくなくて“標準的なアメリカ英語”くらいの感じでいい。土地言葉も標準語も“ネイティヴ”なのだから。と、筆者。

で、これを全てのカタカナ語に言い出すと、ほんとにキリがなくなってくる。
ソックス(靴下)は、サックス。
サックスは、セックス(厳密には“サ”と“セ”のあいだ)
・・となって、セックスの行き場がなくなる。とか。
アイポッドは、アイパッドになるから、アイパッドがアイペーになる、とか。
もうパンドラの箱あけてしもた状態。

あと、日本語の発音では通じん日本語英語のことも。
“ウォーター”って、通じんらしい。
どっちかっつったら、“ワドォ”って感じ。
だから、英語圏に行くことがあったら言ってみてください。
ミネラル・ワドォ!
カルピス・ワドォ!!
スモーク・オン・ザ・ワドォ!!!
・・と文章は締められてます。おもしろい。

同じようなことを、ピーター・バラカンさんの本でも書いてたな。アーティスト名とか、もう僕らの中でカタカナ表記で染み付いてるじゃないですか。
いまさら、発音違うって言われても。
レッド・ゼペリンは無理ですよね。。

しかし、バラカンさんは結構こだわりがあるようで、こんな本「猿はマンキ、お金はマニ」
も出されてるみたいです。
(今は廃刊になってるようで、Amazonは割高でした。ご注意を)

それを言い出すと、ポルトガル語から派生した外来語とか、もう日本語として使われてたりするしなぁ。
カルタとか、金平糖とか、たくさんあった気がします。でもこれらは残るべくして残ってきたのだろうし。

和製英語も同じなんだろうな。結局は淘汰されていく言葉もたくさんあって、残っていくものは良いものか良くないものかは、もう好みの範疇なのかもしれないです。

和田アキ子が“カメラ”のこと絶対“キャメラ”て言うのとか、高校の時の数学の先生が“ページ”のことを“ペーシ”て言うたり、“エックス”を“エッキス”って言うたり、みんな実は後世に残したいから言うてるんかもしれない。

どうでもいい話ですけど。

実家に帰ると、母親は方言の話をよくする(同じネタも度々あり)。でも、楽しい。
方言ネタ(泉州弁)については、また機会があれば書こうと思います(誰が興味あんねん)。

年を重ねていくにつれ、方言は大切にしたいと思うようになってきた。
言葉は時代とともに変わっていく、って話は前にもちょっと書いたことがあるけど、
ブログ「“ほぼほぼ”と“本間”」
自分が“良いなぁ”と思う言葉は積極的に使っていきたい。逆もしかり。
とはいえ、ついつい出てしまう流行語とかもあります。話す言葉も、文章も、少し意識するだけで違ってくるので、気をつけようと思う。

だから、ぼくは「リスケ」は使いません。
あ、友人をディスってる訳ではないです。

あ、“ディスる”って・・。
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2017.09.11 / Top↑
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